力士シール
銀座や神楽坂をはじめとした都内各所に奇妙なシールが貼られていると、2008年の春頃から報告が寄せられている。相撲取りのような顔が2つ重なって見えることから「力士シール」と呼ばれている。カルト的な意味合いや単なるイタズラなどネットでは様々な憶測が飛び交っている。
現在(2017年2月)ではほとんど剝がされており、実際にシールを見れる確率は非常に低くなっている。基本的に駅周辺を中心に貼られており、電車を乗り継いで貼って周っていた可能性が高いが、銀座に至っては2009年時点でおよそ80枚近くのシールが貼られているにも関わらず、貼っている犯人が目撃されていないことから深夜から明け方にかけてわざわざ車でシールを貼り回っている可能性も十分あり得る。
その目的とは……?
このようにシールを電柱や壁などに貼る行為はそう珍しいものではない。しかしながら力士シールはその数の多さ、デザインの不気味さから話題に上がりやすいのだろう。
ネットでの憶測では海外の犯罪グループによる、薬物取引の目印、カルト組織による、何らかの暗号・記号を意味している?、カラーギャングによる、縄張り争いに関係しているのではないかなどの説が上がっている。
シールを貼ることに意味があるのかシールを貼った場所に意味があるのかは不明だがなにかの取引の目印にしては数が多く範囲も狭い。カラーギャングによる縄張り争いもその点を考えると外れると思う。ということは何らかのシンボルマークやサブリミナル効果などを狙った宣伝の可能性が高いように感じられる。
そもそもなぜシールを貼ることに目的を求めてしまうのかというのもあるが、かつて二人の中年男性が作っていたミステリーサークルのように単なるイタズラと考えるのが妥当だろう。
ゲーム、カオスチャイルドの影響で力士シールを見る頻度は増えてしまい、本来の意味がもしかしたらもう機能しなくなっている可能性もあるが何か分かり次第報告したいと思う。